目次
運用はプロにお任せ
さて、自らの投資信託は金融のプロである独立系ファイナンシャルアドバイザー(IFA)の助言により、運用を行っております。これまで自らの運用でも相当額の運用益を出していますが、今はあえてプロに任せております。
もちろん、変動のあるものなので良い時も悪い時もあり、短期間では評価できません。しかしながら、金融のプロが上級サービスとして提供している以上、その存在価値が対価に合っていないとサービスとして低級なものと判定せざるを得ないでしょう。
そもそもファンドラップってなに?
ファンドラップとはお客さまごとに異なる投資の目的や方針を確認し、投資一任契約に基づき、資産配分や投資先ファンドの選定、運用状況の報告などの資産運用に関わるサービスを総合的にご提供する商品です。資産運用の専門家がお客さまと一緒に考え、最適な資産配分をご提案します。(りそな銀行HPより)
手数料は、一般的に、売買ごとの手数料ではなく、資産残高に対して一定料率が課される体系や成功報酬による体系となっています。別途、投資信託の信託報酬といった管理報酬等が間接コストとしてかかる場合があります (SMBC日興証券HPより)
りそなでは簡潔でしたが、手数料についてはちょっとぼかしてあったのでくっつけてみました。最低必要額は以下の通りです。
りそな銀行300万円(お試しで30万円あり)
大和証券300万円(オンラインロボバイザーの場合は月々1万円から)
三井住友銀行(SMBC日興証券)300万円
300万円プロ!1万円ロボ!
などなど、プロが運用するものに関しては相当額が必要で、ロボが運用するもの関しては少額設定となっているようです。手数料などについては、ファンドラップの比較サイトがございましたので、こちらをご参照ください。わかり易くていいですね。
コロナでどうなっている?
では、現時点での我がファンドラップの存在意義について、検証してみたいと思います。
まずは、金融顧問(IFAの会社)の緊急レポート(3/13付け)より要約です。現在の相場としては、先行きが見通せない不安により景気後退期の数値になるので、コロナ次第といった感じでした。中国のように、回復傾向が欧米で見えない限り乱高下は続くだろうとの事でした。
さて、大切なのは成績です。
TOPIX -20.3%
4投信(ファンドラップ前保有のIFAおすすめ投信) -10.5%
ファンドラップCコース(リスクリターン中程度) -5.6%
これだけ比較するとまぁまぁ存在意義はありそうです。ファンドラップに切り替えた際の口説き文句が「4投信よりマイナスのリスクを減らす事が出来る」という事でしたので、正解です。
ですが、元本割れしてますし、苦々しい顔しか出来ません。では、プロの運用に任せる際の口説き文句「リーマンショック級が来た時にも株価が下がりにくい銘柄や逆に上がる投資信託を組み入れる戦略を取ります」という事についてはどうでしょうか。
11銘柄(投資信託)の内、4銘柄が評価損益プラスまたはマイナスだとしても1%未満です。最大で6%プラスの銘柄がひとつ。まぁ、マイナスの銘柄については、30%以上が1銘柄・20%以上が1銘柄・10%以上が2銘柄と散々です。
悪くはないが良くもない?
個別の銘柄がその役割を果たしているかの評価は飛ばしますが、真っ赤っかではないので、一定の評価は出来ます。こちらも正解です。ただし、信託報酬が月々1万円弱である事を考えると、自らやるほうが良いという可能性は捨てきれません。
その証拠ではないのですが、大手の証券会社のトップだった人はインデックスファンドの積立をお勧めしております。自分もそのうちそうなる可能性が高い気がします・・・。
ファンドラップは今なにをしている?
今月の取引だけで10件しており、プラス8,754円との事でした。細々と少額の銘柄を売買しておりましたが、株の評価額減にともなってバランスのとり直しをしているようです。延べ45万円程の取引をしておりましたが、中身の評価は致しません。
ただただ儲けろ!
それだけ。巨人軍みたいな?勝つ勝つ勝つ!という長嶋さんを思い出しました。金融のプロに運用を一任している以上、結果が全てです。厳しいようですが、数字が全ての勝負の世界です。プロの頭脳に対価を払っているのだから。
まとめ
まぁ、素人でもそろそろ限界相場であることが分かりながら検証のために保有し続けていたファンドラップ。相場の下落より良いでは期待外れです。いかなる時もお金を増やすのが顧客の期待する所です。
その存在意義は自らが証明しなければなりません。 二年後など時間的猶予を与えれば元本割れを解消してプラスになることは間違いないでしょう。しかし、上級サービスである以上、こちらも甘い評価は出来ません。
頑張れファンドラップ!自らの価値を証明せよ!