先日ご相談された方がおっしゃっていた言葉です。

その方はすでに年金暮らし+事業をしている方でした。

幸いにも日々の暮らしには困っているようではなかったのですが、年金だけでは豊かな暮らしを送るには不十分で、健康やメンタルヘルスに関する商品などで収入を増やしていきたいと考えているそうです。

最近のアクティブシニアはしっかりと働いている方が多い印象です。定年越えしてもまだまだ若々しい方も多く、どのあたりがシニアなのか自己申告制でも個人的にはいいを思っています。「おじさん・おばさん」問題と同じような感じですね。

再雇用で生活のために何となく働いている方でなく、何か好きなことをしている方はとてもシニアとか呼べない若々しい方が多い印象です。

そんな人生の先輩とお金に関するお話をする機会があったのですが、やはり色々な経験をされていますし、世の中善人だけではないですね。よりによって知り合ったFPさんに勧められて「コインパーキング投資」をして失敗した経験をされたそうです。

やっぱりちゃんと投資をしているFPでないと、投資というのは危険です。「リスク」と「リターン」両面をみなければなりませんが、「リスク」部分を見逃しがちな方は失敗しがちです。特に初期投資が多い投資についてはしっかりと検討してもらいたいものですね。

そんな方に「お金について・不動産投資について」ご相談させていただいたのですが、もっと早く知っていれば良かったというお言葉を頂けました。

不動産投資はいくら人生100年時代と言っても60歳を過ぎてからは大きな元手がある方は別としても、余剰が少ない方にとってはメリットがやや少なくなります。不動産投資は利回りで捉えた場合、最大のメリットは「信用力によって他人お金を借り、自分の借金を返して貰い、完済後に自分の資産に出来る」という点です。

その図式が成立する不動産投資対象が限られるのは言うまでもないのですが、まだまだ長い人生を考えたら「資産価値の落ちない不動産」に投資するということは有効です。

資産家であれば相続対策にも中古ワンルームマンション投資はかなりメリットがあります。自己資金でまとまった頭金を入れられるのであれば、大きなリスクを背負うことなく安定的な不動産収入を得ることが出来ます。

現在相場としては中古も新築もマンション価格は上昇しており、いつか安くなるだろうという方もいるかもしれません。しかし。その時はいつでしょうか。市場が暴落して年収が減れば、借りれたものが借りれなくなりますし、金融機関の審査が厳しくなり富裕層にしかできない投資方法になってしまうかもしれません。

やれるときにやる。

初めが一番大事なのでしっかりと学び、理解した上で投資するのが何よりも大事です。本年も「不動産投資をしておけばよかった」と言わせないために、精一杯お話をしていこうと思っています。

疑問点などなんでもぶつけてみてください。良い点悪い点すべてお答えします。

よろしくお願いいたします。