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海運株が盛り上がっています。

具体的な銘柄としては「日本郵船」「商船三井」「川崎汽船」などです。

株価もかなり上がり配当も上がっており、今から購入するとしても魅力的な株であるため注目されています。1年前に株を持っていた人などはホクホクでしょう。

今回は、個別株投資の中でも高配当投資について触れてみます。

このコラムで分かること

 

  • 海運株について
  • 個別株投資・高配当投資について
  • 老後資金として考えてみる

海運株について

【日本郵船】【商船三井】【川崎汽船】

先程上げた3社はコロナ後の株価に比べて倍以上の株価水準になっております。

業績が良かった理由としてコンテナ船事業収入が海上運賃の上昇による増収増益が寄与しているようですが、近年の株価水準からしたら驚くべき水準です。

そして、配当率が凄く高いので高配当投資をしている投資家の目にもとまり、株価を押し上げております。

ダイヤモンドプリンセス号など豪華クルージングはコロナの影響を大きく受けた印象だったのに・・・私のような株素人の投資家は「えっ?どういうこと?」となりました。

どこまで株価が上がるのか分かりませんが、高配当株として3%以上を狙うというのが一般的なので、まだまだその基準で行くとうま味のある株価水準と言うことになります。

個別株投資・高配当投資について

個別株投資は殆どしておりません。

なぜなら、素人であるからです。

株式投資は再現性が低くコスパが悪いと思っています。投資の神様もインデックス投資を勧めております。

自分が株の知識をたくさん吸収して「天才」レベルに成ったとしても、インデックス投資家と大きく差が付かないと思っています。勿論夢はありますが、再現性は低く勝ち続けることは難しいと思います。

そもそも、会社業績を調べたり四季報に余り興味がありませんし、熱烈応援したいような企業もございません。情報収集も勉強もしないで市場に参入すべきではないのです。

高配当株投資とは、3%以上の配当金を出してくれる会社の株価を保有する投資方法です。

配当金を再投資したり収入にするので、増配が期待できたり、安定配当を維持している株価を保有するのが基本です。配当金にかかる税金はざっくりで20%ほどです。

どんなに儲けても20%程というのは高収入の方にとってはとっても魅力的なのです。

高配当株投資は、有名YouTuberがオススメしている人気の投資方法です。やり方次第では不動産投資に近い安定収入を目指すことも出来ると思います。

勿論銘柄選びが大事ですが、他にも①~③のスキルが必要で簡単ではありません。

①個別株の株価の増減を気にしないメンタルがある

②減配などへの対応など保有株をメンテナンスする事が出来る

③常に情報収集できる・相場分析が出来る

以上のように、個別株は株価の上下にさらされますし、高配当株というものであっても相場に参入することになるので、知識と時間が必要です。

さらに、高配当株は業績により配当は増減しますので、たくさん保有することでリスク分散する必要がございます。

老後資金として考えてみる

海運株が人気なのは高配当だからです。

現在9%近くの配当になっております。凄いですね!お金があったら欲しいくらいです。

では、計算してみます。

1,000万円を配当利回り9%の株式に投資すると年間配当額は税引き後72万円程になります。

日本郵船株を購入するとそんな夢の生活が待っているかというと、どうでしょうか?今回の配当金は1株当たりの配当が120円という事で9%になっているのです。

しかし、以前の配当金は10円や20円だったのです。株価は1,300円程から7,850円まで上がりましたが、急騰するという事は急落もあり得ます。

実際14年前の株価水準は12,300円程です。そこまで上がる可能性もありますが、数年前の1500円~3,000円位になる可能性だって高いのです。

毎年72万円もらったとしても、数年で1000万円が400万円程になるのを、あなたは我慢できますか?そして、そんな株価下落時は配当金も当然下がりますので、ダブルパンチです・・・。

なので、高配当株投資はリスクを抑えるために分散が必要ですし、分散するという事は分析する対象が増えるという事になり、サラリーマンにとっては大変なんです。

まとめ

海運株をはじめとして、個別株・高配当株は夢があります。

安値で仕入れて保有していた場合、大きく資産を増やすことが出来るでしょう。

しかし、銘柄選定と保有株のメンテナンスやリスクへの対応など、様々な部分で難しさがあるのは確かです。そこを忘れないでください。

不動産投資のようにポイントを押さえさえすればあとは時間をかければ成功するというものでもございません。有名YouTuberを過信しても責任は取ってくれませんし、投資は自己責任です。

私には、個別株に向き合う時間や情熱がございません。

多少のお小遣い程度なら良いのですが、老後資金という大事な資産作りの方法としては、手間がかかりすぎる印象です。投資信託と役割が重なりますし、どちらかなら投資信託でインデックスです。

私の持論としては、【投資信託へのインデックス】と【不動産投資(ワンルームマンション)】をミックスさせた投資方法が一番良いと思っています。

再現性が高くて安心の老後を作るためにはストレスが小さく、時間させかければ確実に勝つのが大事だと考えています。

投資は『横綱相撲』で勝つことが重要です。

私にとっての『横綱相撲』は【投資信託×不動産投資】です。

それぞれ素晴らしいやり方はあると思います。私はリスクが低くケガする心配が少ないのが性に合っているのです。

実際どうなのか話を聞いてみたい方は、お気軽にお問い合わせください。資料など全てお見せしながら説明しますので、一人で四季報眺めるよりかは楽しいですよ。